Typhoon HILでは回路エディタ機能「Schematic Editor」を用いてモデルを作成します。
その際に、三相インバータモデルを2つ以上使用する場合など回路規模がTyphoon HILのプロセッサであるFPGAのコア一つに収まりきらない場合にはCore coipling(コアカップリング)という素子モデルを用いてご自身で主回路を分割していただく必要があります。
Core Coupling(Ideal Transformerタイプ)
※TLMタイプという別のCore Couplingもございますが、パワエレ主回路においては上記タイプをご使用ください。
このように三相インバータ間にCore Couplingを挿入することで、回路が大規模となっても回路モデルのコンパイルを完了することができます。また、Core Couplingは電流源と電圧源より構成される理想トランスとなります。赤側が電流源、緑側が電圧源となります。
初期状態ではa)タイプとなりますが、回路の安定性が必要となる場合、スナバとしてb)、c)タイプに構成を変更することが出来ます。
また、Core Couplingを使用する際の注意点としてTopological conflicts(トポロジカルコンフリクト)というエラーを引き起こさないことが必要となります。
下記がTopological conflictの例となりますが、回路構成として電流源とインダクタが直列、電圧源とキャパシタが並列となっている場合にはインダクタとキャパシタの存在がそれぞれ無視されてシミュレーションされてしまいます。
Topological conflictは複数ございますので下記のTyphoon HIL Documentationをご確認いただき、これらが発生しない回路構成で回路モデリングをモデリングしてください。
Coe coupling自体も電流源と電圧源なのでTopological conflictsの発生可能性がありますので使用する際は適宜、回路構成やコンパイルメッセージをご確認いただくようお願いいたします。