CIOは“computing interval overrun”の略語です。信号処理の計算時間が指定されたタイムスロットを超えたことを示しています。 シミュレーションが停止すると、フラグはリセットされます。
CIOの問題と解決策:
“User CPU reached 100% usage”(ユーザーCPU使用率が100%に達しました。)
- 信号処理コンポーネントの実行速度を上げる必要があります。 モデルをコンパイルしてシミュレーションを実行し、ユーザーCPUの使用状況を観察します。この手順は、CIOが排除されるまで繰り返し実行する必要があります。信号処理の実行速度をある限度を超えて上げると、シミュレーションの精度に影響を及ぼす可能性があるため注意する必要があります。その場合の解決策としては、モデルから未使用の信号処理部品を削除するか、モデルの実装を簡素化します。
“System CPU reached 100% usage”(システムCPU使用率が100%に達しました。)
- システムCPUの実行速度を上げる必要があります。
“Schematic Editor”→“Model”→“Schematic settings”→“Signal processing settings” →“Execution rate”でモデルをコンパイルしてシミュレーションを実行し、システムCPUの使用状況を観察します。この手順は、CIOが排除されるまで繰り返し実行する必要があります。システムCPUの実行速度をある限度を超えて上げると、シミュレーションの精度に影響を及ぼす可能性があるため注意する必要があります。 その場合の解決策は、システムCPUを使用する未使用のコンポーネントを削除することです(すなわち、過度のRMS評価となります。)。
“CPU Stalled” (CPUが停止しました。)
- これは通常、高水準コンパイラ最適化レベルで発生します。コンパイラの最適化レベルを下げる必要があります。“Schematic Editor”→“Model” →“Schematic settings” →“Signal processing settings” →“Compiler optimization level”の設定を、 “high”から“medium”へ変更します。 モデルをロードする前に、手動でHILを再起動するように促すポップアップが表示されますので手動で再起動してください。モデルをコンパイルしてロードします。組み込まれたCPUがまだ引き上げられている場合は、最適化レベルを“no optimization”にさらに引き下げて手順を繰り返します。