ログファイルの定期的なメンテナンスを自動で行うのは、OS側で実行することになります。
Windowsではタスクスケジューラがその機能を持っています。
以下では、ワークフォルダ(~/NW-PSIM_Log)に、バックアップ日のフォルダを作成し、実行時のLogファイルを保存、の例を説明します。
<各要素ごとの手順>
1) 利用ログ保存の設定 : SentinelAdminControlCenterの設定
・次のFAQ: ネットワーク版の稼働状況を知りたい を参照いただき、稼働状況のログファイルを
保存するよう設定します(図1)。この例では小さなファイルに区切りましたが、期間に最適な
ファイルサイズを指定してください。古いログファイルの圧縮や削除などの設定もあります。
2) 定期的な実行 : Windows タスクスケジューラの設定
・ここでは「毎週月~木の12:20」に定期的に「AutoLog.cmd」を実行する「ログ自動保存」という
タスクを作成しました。タスクスケジューラの画面は次のようになります(図2)。
タスクスケジューラの使い方はいろんなサイトで紹介されていますので詳細は割愛します。
※)外部サイトの参考例:タスクスケジューラの基本的な使い方
3) バックアップコマンド : 実行スクリプトの記述
・ここで作成した実行ファイル「AutoLog.cmd」は、データの保存フォルダーへ移動→実行日の取得→
バックアップフォルダ作成→保存フォルダへの移動→access.*.logファイルのコピー、のバッチ
コマンドです。スクリプトは次のようになります。(図3)
以上の環境では以下のようなログが取得できます(図4)。各自の環境や条件に合わせてご利用ください。
また、タスクスケジューラとPsimCmd.exeを組合せることで、例えば「長期休暇中の大きなバッチ計算」
に応用することも可能です。
【図1:アクセスログの作成】
【図2 : Windowsのタスクスケジューラで定期的実行 】
【図3 : ログファイルをバックアップ(コピー)するバッチコマンド】
【図4 :ワークディレクトリからのtree 】
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