下記の情報は、Tyhpoon HIL Control Center 2018.1SP1時点での情報です。
TyphoonHILでは回路規模が、演算コアの規模を超えるとコンパイルエラーが起こります。この場合、回路を以下のCore Couplingを用いて適切に分割し各コアに割り振る必要があります。
以下のビデオのように、Library browser->Couplingの中のCore Couplingを回路の分割したい箇所に挿入することで分割を行います。
配線を削除し引き直すことで配置することも出来ますが、以下のビデオのように回路上にドラックし一旦マウスを離したあと、再度分割したい場所にドラックし軽く振っていただけると自動的に挿入されますので便利です。
https://youtu.be/vobo0wJNNaA?t=20m31s
(ビデオは旧バージョンで作成されたものです、Library browserのメニュー構成が異なるのでご注意ください。)
Couplingは不適切な場所に配置すると、シミュレーション精度に悪影響を与えます。以下の3点に注意し配置場所をお選びください。
-信号が定常状態で大きい変化が発生しない場所に配置する必要があります。電圧が安定して変化するコンデンサの隣や、電流が安定して変化するインダクタの隣が理想的です。
-赤側はCouplingの電流源側を表します。この側は、安定して変化する電圧、通常は電圧源またはコンデンサに向けると理想的です。
-緑側は、Couplingの電圧源側を表します。この側は、安定して変化する電流、通常は電流源またはインダクター向けると理想的です。
コア分割した境界の動作安定性を解析する機能がございます。Schematic Editorの「Model - Schematic settings」から「Schematic settings」ウィンドウを開き、「Enable coupling stability analysis」を有効(チェック)します(図1参照)。回路をCompileする時に安定性のチェックを行い、「Message console」に結果を表示します。
【coupling stability analysis 結果例(安定時)】
Coupling stability analysis in progress...
Coupling element Core Coupling 1.cpl1 inside Core Coupling 1 is stable.
Coupling element Core Coupling 1.cpl2 inside Core Coupling 1 is stable.
Coupling stability analysis completed.
<図1:Coupling stability analysis設定画面>
Couplingに関しての詳細は以下のHIL Control Centerヘルプに更に詳しい説明がございますので併せてご参照ください。